| 空知単板工業株式会社(赤平市)が主催するチャリティ100キロウォークに参加しました。一度はチャレンジしてみたいとは思っていましたが、これまで思うにまかせずにいました。今年は「必ず歩こう」と心に決めて、のっぴきならない仕事以外は予定を入れないようにお願いして、幸い参加することができました。 念願かなっての参加、その前日は、ウキウキ期待するのとヒヤヒヤ心配する気分とが同居して、まんじりとした夜を過ごしました。まるで、子どもの遠足と同じです。空知単板の松尾社長はじめ、経験した友人たちに聞いたアドバイスはすべて準備して、さあ出発。 滝川ふれ愛の里を出たこの時は、まだ、歩くのは自分の体力試しと根性試し、根性が勝負だと思っていました。途中にある10か所のチェックポイントで、『お疲れさま』『マッサージはいかがですか』『水マメの手入れは?』『いってらっしゃーい!』。こんなふうに気配りの行き届いた笑顔のサポーターの皆様に激励されているうちに、「根性で歩くのだ」という自分の愚かさに少しずつ気付かされてきました。自分一人では100キロなどという道のりは、私には歩けません。一緒に励まし合って歩く初めての仲間がいて、サポートして下さる多くのボランティアの方々がいて、この人たちへの感謝のためにも完歩しよう。水マメで感覚の乏しくなった足を運びながら思いました。 トルストイの民話に「人は何で生きるか」という名作があります。天使ミハイルは神様から三つの質問を与えられて人間社会で修行します。その問いとは、「人の中には何があるか」「人に与えられていないのは何か」「人は何によって生きるか」。そして、ミハイルは、ついに悟ります。人には「愛」があること。人に与えられていない能力は「自分を知る」こと。全ての人は、我が身に気を配ることではなく、「支えあって生きて行くよりほかない」ことを。100キロ歩けた感謝とともに、トルストイの民話を思い出しています。皆様、本当にありがとうございました。
| 滝川市長 |  | スタッフの皆さんや仲間の皆さんが待つ 滝川ふれ愛の里へ感無量のゴール | 広報たきかわ平成22年8月号『市長室からこんにちは』より |
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