トップ > の中の秘書室 > の中の 市長コラム「能鷹隠爪」

のうよういんそう
『優れた人は、能力をひけらかさないということ。鋭い爪を持つがむやみと威嚇しない鷹にたとえたもの。』

 NPO法人「日本で最も美しい村」連合という組織があります。フランスの「最も美しい村運動」をモデルに2005年に美瑛町など全国7町村からスタートし、現在では道内6自治体、全国で54自治体・地域が加盟しています。今回、鈴木光一副市長の提案により、江部乙地域がこの連合への加盟に向けて活動を始めました。加盟の条件は人口1万人以下ということですが、自治体の中の一地域でもよいということなので、住民数が約3,800人の江部乙地域は適合しています。また、生活を営むことによって生まれた美しい景観ということも条件でありまして、なたね油用に栽培した菜の花の景観、そして岩橋英遠の作品に描かれている田園風景など、十分に条件を満たすものと思われます。
 この連合の目的は(1)自らの地域に誇りを持ち、将来的に美しい地域づくりを行う (2)住民によるまちづくり活動で、地域の活性化・自立を促す (3)美しい景観や環境を守り、これらの活用で観光的付加価値を高め、地域の資源の保護と経済の発展に寄与するものです。加盟の主体は住民の皆さんということになりますので、江部乙地域の皆さんに趣旨をご説明申し上げ、ご理解と地域が主体となって活動していただけるようお願いしているところです。
 隠された能力という意味とは若干異なりますが、江部乙地域にはまだまだ隠れた、そして自分たちも近すぎて気づいていない魅力がたくさんあると思います。この運動をきっかけに、江部乙地域がさらに活性化し、そして滝川市全体の発展につながることを期待しています。

広報たきかわ3月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。


最新更新日時:2014年02月26日

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