トップ > 市長室へようこそ > 市長コラム(平成30年) > 滝川市長コラム「市長雑観」平成30年2月

しちょうざっかん

 いよいよ平成30年を迎えましたが、今年の大雪にはホトホト参りました。昨年12月の降雪量も記録的なものでしたが、雪との戦いはまだまだ終わりそうにありません。市民生活に影響のないように、除排雪作業について精一杯の努力をしていきますので、市民の皆様もご協力とご理解を何とぞよろしくお願いします。
 さて、本年は市制施行60年という節目の年であります。市制施行前の昭和30年、当時の滝川町は財政赤字団体からの脱却を図り、人造石油滝川工場跡地に陸上自衛隊の駐屯地を誘致しました。その後、法律改正で人口3万人以上の町は特例として市制に移行することが認められることとなり、昭和33年7月1日に滝川市が誕生しました。3歳だった私には、はっきりとした当時の記憶はありませんが、街じゅうが祝賀ムードに包まれ、大いに賑わっていたことは強く印象に残っています。周辺の炭鉱も華やかなころで、名店ビルを中心とした商店街には人があふれ、道端には自転車がびっしりと置かれていて人々がすれ違えないくらいでした。テレビや冷蔵庫、洗濯機などが普及し始め、少し早めにテレビを購入した我が家には、近所の方が集まり大相撲やプロレス中継に歓声を上げていました。日本全体が良くなっていくという、常に何かワクワクとした高揚感があり、これからの成長に期待が膨らんでいた時代だったと思います。
 それから60年、さまざまな事柄を経て街の風景は大きく変化してきました。超高齢社会など既存の考え方ではとても対処できない問題も多く、これからは新しい視点を持ったまちづくりが肝要です。市制施行60年をささやかにお祝いする中で、市民の皆様に70年、100年を見据えた「夢と希望を持てる滝川市」をお示しすべく努力して参ります。

広報たきかわ2月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。


最新更新日時:2018年1月26日

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