家庭教育支援
家庭教育支援
家庭教育は、親やこれに順ずる人が子どもに対して行う教育のことです。
子どもが基本的な生活習慣・生活能力、豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的倫理観、自立心や自制心、社会的マナーなどを身につける上で、家庭教育は重要な役割を担うものであり、全ての教育の出発点となります。
我が家のマナー~家族で決めてみませんか~
それぞれの家庭に、それぞれの家族が決めた約束事「我が家のマナー」があります。
子育て中のお父さん・お母さんはもちろんのこと、小中学生や子育ての大先輩から、たくさんの「我が家のマナー」が寄せられました。
応募があった中から、皆さんで再認識したい、実際に取り組んでいただきたい15の「我が家のマナー」を選定しました。
それぞれのマナーへのメッセージは応募いただいた方からのものであり、かわいいイラストは、はらのりこさんによるものです。
15の「我が家のマナー」。皆さんの家庭でもぜひ取り組んでください。そして、皆さんの家庭でも「我が家のマナー」を決めてみてはいかがでしょうか。
昔と比べて今は、夜ふかしが当たり前のような世の中になってしまいましたが、でもやっぱり「はやね・はやおき」は一日の生活リズムの基本中の基本だと思います。
特に、「はやね」は、睡眠時間を確保できて、しかも「はやおき」に結びつきます。「はやおき」できれば、余裕でしたくもできて、結局、「はやじたく」もバッチリです。まず「はやね」からが、我が家の取り組み(ルール)です。
食事のあとの皿洗いは、何となく気が重くなる時もあります。
我が家では、家族のみんなに関係することは、親も子どもも家族みんなでいっしょにやることにしています。
おかげで、皿あらいもすぐに終わって、台所もみんなの気持ちもすっきりです。
晩ご飯は、家族みんなで食べます。
食べながら、いろんな話題が飛び交って、お互いのコミュニケーションをとることができます。
家族みんなで食べると、やっぱり楽しいし、とてもおいしいです。
面白くて楽しいゲームがたくさんあるので、一度ゲームを始めると、いろんな事をついつい後回しにしてしまいます。
子どもの第1の仕事は「勉強」です。我が家では、やるべき勉強を先にして、終わった後にゲームをするのがルールです。
勉強の後にゲームが認められて、やる気を持って勉強に向かっています。
子どもたちには、私たち人間は身の回りにあるあらゆる命をいただいて生きていることを教えています。
食べる前には、食べさせていただきますの心をこめて「いただきます」、食べ終わったら、いただいた感謝の心をこめて「ごちそうさま」を言います。
もちろん、残さず食べてあげることが、いただいた命への感謝だということを忘れてはなりません。
子どもたちをネットトラブルから守るために、保護者がもっと関心を持って親子で話し合うなどして、一緒に家庭のルールをつくらなければと考えています。
我が家では、携帯電話を使っていいのは、みんながいる居間などだけで、自分の部屋で使うことを禁止しています。
子どものしつけで、家に入るときは靴を揃えてから入るようにしています。
きちっと揃えられた靴を見ると、気持ちのいいものです。よそのお宅に行っても、何気なくできたらいいなと思っています。
このような小さなことを何気なくできるようになった時、きっと他のいろんな事も自然にできる子になっているのだろうなと思っています。
会社などで使われている「ほう・れん・そう」を家族におきかえて、我が家では使っています。
いつも、お互いに「ほうこく・れんらく・そうだん」を忘れないようにしています。
家庭の中では、親子であっても、それぞれに役割分担や責任があります。
子どもには、あたり前のことをしたとしても、「ありがとう」の言葉をかけるようにしています。
「ありがとう」は、子どもが素直に育つ魔法の言葉だと思っています。
我が家の子どもたちは、本当によくケンカをします。両方の意見を聞いても、言い訳ばかり…。
「言い訳をまったくしないで」とは言いませんが、「あやまりなさい」と言われる前に、素直に誰にでも「ごめんなさい」を言えるようになってほしいです。
子どもが幼いころ、数人の仲間といっしょになって、一人の子をからかっていることを知ったことがきっかけとなって、「思いやる心」、「正義感」について事ある度に家族で話し合ってきました。
そんなこともあり、子どもたちには、少しずつそういう気持ちが育まれてきていると思っています。
私は小さいころから、母に寝る前の読み聞かせをしてもらっていました。
今は私が、自分の子どもたちに、一緒にふとんに入って絵本を読むようにしています。
今さらながら、母のありがたさをしみじみと感じています。ただ時々、私のほうが先に夢の中に入ってしまいますが…。
休日や祝日などで休みの日は、一日中なるべくテレビを消しています。そのかわり、親子でピクニックなど野外に出掛けたり、一緒に軽スポーツをしたりして遊んでいます。
親子のコミュニケーションも、わかり合うこともできているのかな~なんて勝手に思っています。
「好き・嫌い」は誰にでも普通にあることですが、人間の「わがまま」の代表とも言われています。
でも、食べてもいないのに「あれも嫌い」「これも嫌い」ということは、だめだと思います。どうしてもだめなら、一口だけでも食べてみよう。それが、スタートです。
運動不足の解消や肥満予防は、頭ではわかってはいても、なかなかできないものです。
我が家では、自分の運動と犬の散歩を兼ねて、家族で毎朝、ウォーキングをしています。
犬の散歩は、毎朝欠かせないので、うまく利用しているつもりですが、人間にも運動は欠かせないものですよね。
子育て10選(実践)~ もう一度見直そう・親が変われば子どもも変わる ~
- あいさつはいつでもどこでもだれにでも
・「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」は家庭から
・気持ちのよいあいさつは、人の気持ちをなごませる
・明るいあいさつは、心の扉を開ける「カギ」
- 命を育む思いやりの心
・命はひとつ、生きる喜びの実感を
・命の尊さ、思いやりの心は身近な体験から
・思いやりの心、豊かな環境づくり
- がまんは喜びを生む
・がまんと努力の積み重ねによる成就の喜びを
・何でも買って与えることが子どもを不幸にする
・がまんする体験を多く持つ子はすぐキレない
- ルールはつきあいの第一歩
・家庭での約束が守れたらしっかりほめよう
・ルールを守る子は多くの友達ができる
・公共の場でのマナーを大切に
- 絵本や読書で豊かな感性を
・幼いときから読み聞かせが読書好きをつくる
・感動したり想像したりする楽しさを味わわせよう
・テレビばかりでなく、読書で広がる大きな夢を
- 遊びは心と体の栄養素
・自然とのふれあいをしっかりさせよう
・子どもどうしで自然を大切に
・人や物を傷つける遊びはやめよう
- 楽しい食事で一家だんらん
・わが家の食卓ははずむ話題でおいしい食事
・身につけよう食事と作法は家庭から
・進んでさせたい食事準備と後片付け
- 「もったいない」を大切に
・ものに感謝して大切に扱う生活習慣を
・「もったいない」はむだづかいを防ぐ
・ポイ捨ては心と地球を汚すもと
- 手伝いは仕事の始まり
・「お手伝いしたい」気持ちを大切に
・屋外の仕事もしっかりさせよう
・手伝いを通して働く喜びを得させよう
- 夢は子どもを大きく育てる
・過干渉、過保護は子どもの夢をつむ
・できた喜びが夢を育てる
・「なぜ」「どうして」の瞬間が夢を育てる
情報モラルについて
携帯電話やスマートフォンの急速な普及に伴い、インターネット上におけるトラブルやコミュニティサイトを利用した事件が増加しています。
お子さんが安心・安全にインターネットを利用するために、家庭内で、お子さんの「情報と適切に接する力」を育み、日頃から家庭内でのコミュニケーションを大切にしましょう。
インターネット利用に関する調査
●令和5年11月「インターネット利用に関する意識調査」の結果について(676KB)
●令和元年12月「スマートフォン・携帯電話等の利用に関する意識調査」の結果について(1653KB)
情報モラル通信
◆第9号「ネットとの付き合い方改めて見直してみよう!!」(令和4年7月19日発行)(820KB)
◆第10号「子どもを守るために必要なこと!!」(令和4年12月16日発行)(841KB)
◆第11号「インターネットに潜む危険とは!!」(令和5年7月14日発行)(789KB)
道民家庭の日
家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等が、北海道教育委員会教育長と協定を締結し、相互に協力の上、北海道における家庭教育の一層の推進を図ることを目的とした制度で、下記に揚げる取組内容のうち1~4のうち1項目以上、5及び6のうち1項目以上を取り組まなければなりません。
財団法人 北海道青少年育成協会のホームページ
家庭教育サポート企業等制度
家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等が、北海道教育委員会教育長と協定を締結し、相互に協力の上、北海道における家庭教育の一層の推進を図ることを目的とした制度で、下記に揚げる取組内容のうち1~4のうち1項目以上、5及び6のうち1項目以上を取り組まなければなりません。
- 取組内容
- 1 職場の子育て環境づくり
2 職場見学や職場体験の実施
3 地域行事への協力・支援
4 学校行事への参加促進
5 生活リズム向上の取組
6 「道民家庭の日」等の普及
北海道教育委員会の公式ホームページ